THE BOOK GUIDE

本の海に飛び込む、とにかく本を読む人のためのブログ。

2020-01-01から1年間の記事一覧

トム・ニコルズ「専門知はもういらないのか 無知礼賛主義と民主主義」

【本書を読んだ目的】 TVを見ていると朝から晩までワイドショーはコロナ騒動一色である 医者から官僚まで専門家が乱立している しかし議論により問題は整理されるどころか、より混乱を招いている 専門家による知見は必要なのか? インターネットのブロガーの…

原尻淳一「READING HACKS!」

2008年発行、原尻淳一「READING HACKS!」 【本書を読んだ目的】 高速に大量に読書するため とにかく読みたい本が多い。効率的に読むにはどうしたらよいか HACKという斬新な視点に興味を持ったこともきっかけの一つ 【本書を読んだ結果】 アウトプット前提の…

佐藤優「国家の罠」

2005年初版発行、佐藤優「国家の罠-外務省のラスプーチンと呼ばれて」 新潮文庫刊行、毎日出版文化賞特別賞。 【概略】 ロシア外交、北方領土をめぐるスキャンダルとして政官界を震撼させた「鈴木宗男事件」。その“断罪”の背後では、国家の大規模な路線転換…

福田和也×石丸元章「男の教養 トンカツ放談」

2012年に休刊した雑誌「CIRCUS」の連載を単行本にまとめた、現在では入手困難となっている本書。 文芸評論家福田和也とアウトロー作家石丸元章の対談本。 単なる時事批評ではなく、東京のトンカツ屋を中心に巡りながら語り合う異色の対談本となっている。 福…